配信者になるには、発信したいジャンルを決めて、機材や通信環境を用意する必要があります。この記事では、「配信者としてこれから活動したい」と考えている方へ向けて、配信者になる方法や人気配信者になるためのコツを解説します。
配信者になるには、どのような準備が必要かわかりやすくご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
配信者の種類
配信者には、主に以下の2種類があります。
ここからは、2つの種類について詳しく解説します。
ライバー
ライバーとは、視聴者とリアルタイムでコミュニケーションを取りながら配信を行う人のことです。ライバーは、主にSNSのライブ配信機能や専用アプリを使って活動します。
ライバーには「一般ライバー」と「公式ライバー」の2種類があります。以下の表で、それぞれの特長を見てみましょう。
一般ライバー |
- 事務所に所属していないフリーの配信者のこと
- 複数のプラットフォームを横断して配信を行ったり、自分自身の判断で配信の方針を変更したりするなど、自由に活動できる
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公式ライバー |
- 配信アプリの運営会社と直接契約している配信者のこと
- 公式ライバーのなかには、事務所に所属している人もいる
- 公式ライバーになることで、配信アプリから得られる報酬の還元率が高くなったり、事務所からサポートを受けたりできる
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配信アプリによっては、公式ライバーのユーザー名の横にマークが付くなど、一目で一般ライバーと区別できるようになります。結果として、公式ライバーの配信は多くのユーザーの目にとまりやすくなり、新規リスナーやファン獲得につながるでしょう。
ライバーに向いている人の特長は、以下のとおりです。
<こんな人におすすめ>
- 1人で話し続けるのが好き
- 定期的にライブ配信をする時間が取れる
- 得意分野を持っている
- 配信を継続できる
動画投稿者
動画投稿者とは、自ら撮影した動画を編集し、配信サイトにアップロードする人のことです。ライブ配信を行わず、編集された動画のみを扱う場合もあれば、ライブ配信と並行して行う場合もあります。カメラの前で話して撮影するだけでなく、編集ソフトを使いこなすスキルも求められます。
動画視聴者との交流を通じて信頼関係や強いコミュニティを築き、広告収入やスポンサーシップ契約などで収益を得ることが多いです。
動画投稿者は、次のような人におすすめです。
<こんな人におすすめ>
- 面白いコンテンツを作りたい
- 自分の動画コンテンツを多くの人に見てもらいたい
- 自ら編集した動画で稼ぎたい
配信者になるには?基本的な方法を紹介

配信者をめざしている方の中には、どうすれば配信者になれるのか、わからない方もいるでしょう。ここからは、配信者になるための基本的な方法を4つのステップに分けて紹介します。
STEP1. 配信者の種類とジャンルを決める
まずは、先に紹介した3つの配信者タイプの中から、自分の個性や興味、特技に合ったものを選びましょう。また、同時に配信するジャンルも決める必要があります。たとえば、以下のような配信ジャンルがあります。
<配信ジャンル>
- 雑談
- ゲーム
- eスポーツ
- メイク
- ダンス
- 料理
- 実写
興味や知識がすでにあるなど、得意とするジャンルを選ぶと、継続しやすくなるのでおすすめです。
STEP2. 配信アプリを決める
次に、配信者として活動するためのアプリを決めましょう。配信アプリの選び方は、次のとおりです。
まずは、ユーザー数を確認しましょう。ライブ配信はアプリ内で行われるため、そのアプリのユーザーが視聴者となります。ユーザー数の多いアプリを利用することで、多くの視聴者に見てもらえるチャンスが増えるでしょう。
次に、雑談、音楽、ゲームなど、配信するジャンルが自分に合っているかどうかも重要です。アプリによって、ジャンルを設定できる機能が備わっている場合もあるので利用してみましょう。
さらに、報酬システムも重要なポイントです。基本的にライブ配信アプリでは、リスナーからの投げ銭が主な収入源となります。手数料が発生する場合もありますので確認しておきましょう。アプリごとの報酬割合を調べ、納得のいくものを選ぶことが大切です。
STEP3. 機材を用意する
配信に必要な機材を準備しましょう。
スマートフォン1台で手軽に始める人もいれば、ゲーミングパソコンやマイクなどの本格的な機材をそろえてスタートする人もいるなど、個人によって大きく異なります。
配信者のタイプごとに必要となる基本的な機材は以下のとおりです。
ライバー |
- スマートフォンやゲーミングパソコンなど
- マイク・ヘッドセット
- 照明
- Webカメラ
- ミキサー
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動画投稿者 |
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各機材の詳細は、以下の記事で解説しています。あわせてぜひご覧ください。
STEP4. 通信環境を整える
どのようなスタイルで配信する場合でも、通信環境を整えることが大切です。通信環境が不安定では、映像や音声が途切れるなど、配信者と視聴者の双方にとってストレスとなります。
そこで、光回線の利用をおすすめします。インターネット回線には、CATV回線やモバイル回線などがありますが、光回線はこれらと比較して通信速度が高速です。
快適な配信環境を整えたい場合には、「高速10ギガ回線サービス※1 ※2」の利用を検討してみましょう。「フレッツ 光ネクスト」(最大(通信速度)概ね1Gbps)※3に比べて、通信速度が大幅に向上すると期待できます。
たとえば、ストリーマーとしてeスポーツの解説動画を配信する場合でも、事前に通信環境を整えることが重要です。「高速10ギガ回線サービス※1 ※2」を利用すると、オンラインゲームと配信の同時利用にも耐えられます。
また、eスポーツの通信品質をさらに向上させたい場合は、「高速10ギガ回線サービス※1 ※2」がおすすめです。詳しく知りたい方は、ぜひ以下のサイトをチェックしてみてください。
人気配信者になるためのコツ

多くの配信者が活動するなか、注目を集めて多数のファンを獲得し、安定した収益を得ている人気配信者がいます。そのような人気配信者になるための秘訣として、以下の5つのポイントが挙げられます。
- 定期配信を行う
- 人気配信者のトーク力から学ぶ
- 視聴者のニーズを理解する
- 視聴者が応援しやすい目標を作る
- SNSと連動して告知する
ここからは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
定期配信を行う
人気配信者になるためには、定期的な配信が非常に重要です。決まった曜日や時間に継続的に配信することで、リスナーにとって視聴が習慣化しやすくなります。
たとえば、「毎週金曜日の20時に配信する」や「毎日22時~23時の間に配信する」といったように、配信のスケジュールを明確に設定しましょう。定期配信を行うことで、リピーターの増加を促せます。
人気配信者のトーク力から学ぶ
人気配信者の配信内容をチェックし、トーク力を学ぶ方法も有効です。
まず、自分がめざすスタイルに近い人気配信者を注意深く観察してみましょう。話の展開や言葉の使い方、ジェスチャーや表情など、細部にわたって分析し、自分に足りない要素を見つけることが大切です。次に、学んだ要素を単に真似するだけでなく、自分なりにアレンジして取り入れていきます。
このプロセスを継続することで、オリジナリティのある魅力的な配信を作り上げることができるでしょう。
視聴者のニーズを理解する
視聴者のニーズを理解することも重要です。配信中のチャットやコメントをこまめに確認し、視聴者が何を求めているのかを把握しましょう。
また、配信後には、自分の配信を客観的に見直し、画面の明るさや音質など、視聴者体験を向上させるための改善点を洗い出すことも大切です。
視聴者が応援しやすい目標を作る
視聴者に継続的に観てもらうために、応援しやすい目標を設定するのも一つの方法です。
具体的な例として、以下の目標が挙げられます。
- 年末までにチャンネル登録者◯人をめざす
- プロの歌手として活躍するために、オーディションを受ける
- 3ヵ月間、毎日配信を続ける
目標を宣言するのは恥ずかしいと感じるかもしれませんが、視聴者と共有することで、目標達成に向けた努力を応援してもらいやすくなります。また、自分の成長過程を配信し、目標達成時にはその喜びを共有することで、視聴者との絆がさらに深まるでしょう。
SNSを活用して告知する
SNSを活用してライブ配信や動画投稿を宣伝することで、情報をより多くの人に拡散できます。宣伝だけでなく、SNSでの投稿も続けると、既存のフォロワーだけでなく、新たな視聴者を獲得する可能性が広がるでしょう。
また、SNSは視聴者とのコミュニケーションツールとしても非常に有効です。SNSでも積極的に視聴者と交流し、配信以外の側面も見せることで、親近感が生まれて配信を再度見にきてもらえると期待できます。
まとめ
今回は、これから配信者になりたいと考えている方に向けて、配信者の種類や各スタイル、配信者になるための基本的な方法について詳しく紹介しました。近頃では多くの配信者が存在し、他の配信者との差別化を図るためには、「気の向いたときに不定期で更新する」のではなく、「時間を決めて定期配信を行う」のがポイントです。
また、ライブ配信を行うには安定したインターネット環境が必須になります。光回線の「高速10ギガ回線サービス※1 ※2」であれば、動画の遅延や途切れがなく、ストレスフリーに配信できるでしょう。
さらに、安定した通信速度でeスポーツのライブ配信を行いたい方は、ぜひ以下からチェックしてみてください。
※1
10ギガ回線サービスとはNTT東日本が提供する「フレッツ 光クロス」および「フレッツ 光クロス」を元に光コラボレーション事業者さま※4が提供するサービスを指します。
※2
各特典には光コラボレーション事業者さま※4がそれぞれ定めた適用条件等がございます。また、初期費用等の別途費用が発生する場合もございます。
詳細は光コラボレーション事業者さま※4へお問い合わせいただくか、サイトにてご確認ください。
※3
最大通信速度は、技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。実際の通信速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様など)や回線の混雑状況により大幅に低下する場合があります。
※4
光コラボレーション事業者さまとはNTT東日本より光アクセスサービス(フレッツ光)等の提供を受け、自社サービスと光アクセスサービス等を組み合わせて、お客さまへサービスをご提供する事業者を指します。光コラボレーション事業者さまが提供するサービスについては、お客さまと光コラボレーション事業者さまとの契約になります。事業者一覧は
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