接続方法

PPPoEマルチセッション対応ブロードバンドルーターの接続設定方法

ここでは、PPPoEマルチセッション機能に対応したブロードバンドルーターの代表的な設定方法をご紹介します。
詳細はルーター機種ごとに異なりますので、ルーターメーカ各社にお問い合わせください。

• ルーターメーカ各社のお問い合わせ先はこちら

■ワンポイント

ブロードバンドルーターは、一般的にファームウェアをバージョンアップすることにより、ルーター機能の向上を図ることができます。
NTT東日本「ADSLモデム-NV」では、ファームウェアバージョン1.14、「ADSLモデム-MNV」では、ファームウェアバージョンを1.16が提供されています。(2003.12.1現在)
あらかじめファームウェアのバージョンアップをお願いいたします。

バージョンアップ方法の詳細は、こちらをご覧ください。

■接続設定情報

項目	設定内容
認証方式	PPPoE
お客さま名(半角英字)	guest@flets
パスワード(半角英字)	guest
IPアドレス	自動取得
DNSサーバアドレス	自動取得(※)
サービス情報サイト（IPv4）専用URL	http://www.flets/

※DNSサーバアドレスは手動でも設定できます。

• DNSサーバアドレス一覧

■NTT東日本ADSLモデムを利用した場合

NTT東日本「ADSLモデム-NV(ファームウェアバージョン1.14)」と「ADSLモデム-MNV(ファームウェアバージョン1.16)」のルーター機能を利用した場合のサービス情報サイト（IPv4）接続設定手順は同じですので、共通の手順とさせていただきます。

1. WEBブラウザを起動し、「http://192.168.1.1」と入力し、WEB設定ページを開く。

2. WEB設定ページ用の管理者パスワードの初期設定を行なう。

(既に設定済みの方は、[手順5]へ進んでください) (例)管理者パスワード入力欄に「password」と入力します。
※実際の画面では、「password」と表示されず「●●●●●●●●」と表示されます。

3. 設定ウィザードでインターネット接続の設定を行う。

(既に設定済みの方は、[手順5]へ進んでください)

(1)	【利用タイプの選択】は、ADSLモデム内蔵ルーターを選択。
(2)	【接続先名】は、インターネットサービスプロバイダ名などのわかりやすい名前を入力。
(3)	【接続先ユーザー名】は、インターネットサービスプロバイダに登録されている「ユーザーID@ドメイン名」を入力。 (ドメイン名につきましては、ご契約のインターネットサービスプロバイダへご確認ください。) ※ドメイン名とは、どのインターネットサービスプロバイダへ接続するか識別する為のものです。
(4)	【接続先パスワード】はインターネットサービスプロバイダに登録されているパスワードを入力。
(5)	「設定」ボタンをクリックして、装置の再起動を行なう。
ここで設定しましたインターネット接続設定は、接続設定1(接続先リスト1)に保存されます。

4. WEBブラウザを起動し、「http://192.168.1.1」と入力し、WEB設定ページを開く。

5. WEB設定ページ用の「ユーザ名」「パスワード」を入力。

(1)	【ユーザー名】は、「user」を入力。
(2)	【パスワード】は、手順2で設定したパスワードを入力。 ※実際の画面では、「password」と表示されず「●●●●●●●●」と表示されます。
(3)	【パスワードを保存する】は、必要に応じてチェックしてください。
(4)	「OK」ボタンをクリック。

6. WEB設定ページが表示される。

ADSLモデム-NVの場合

ADSLモデム-MNVの場合

7. 接続設定2(接続リスト2)にサービス情報サイト（IPv4）用の接続設定を追加する。

(1) 基本設定項目をクリック。 (2) 「接続先設定」を選択。

(3) 編集する接続先をクリック。 (4) 「接続設定2」を選択。

(5) 【接続先名】は、「サービス情報サイト（IPv4）」などのわかりやすい名前を入力。 (6) 【接続先ユーザー名】は、「guest@flets」を入力。 (7) 【接続先パスワード】は、「guest」を入力。 ※実際の画面は●●●●●と表示されます。 (8) DNSサーバアドレスは「サーバから割り当てられたアドレス」を「使用する」にチェックを入れる。 ※DNSサーバアドレスは手動でも設定できます。 DNSサーバアドレス一覧 (9) 「設定」ボタンをクリック。

8. [手順7]で追加した、サービス情報サイト（IPv4）用の接続先設定を有効にする。

(1) 基本設定項目をクリック。 (2) 「接続先の選択設定」接続先の選択設定を選択。 (3) サービス情報サイト（IPv4）の接続を「接続可」にチェック (4) 「切換」ボタンをクリック。

9. サービス情報サイト（IPv4）を利用する際に、追加した接続設定2(サービス情報サイト（IPv4）用接続)を利用する設定を追加。

(1) 詳細設定項目クリック。 (2) 「静的ルーティング設定」を選択。

(3) 【宛先ドメイン】に、「*.flets」と入力。 (4) 接続先をクリック (5) 「サービス情報サイト（IPv4）」を選択 (6) 「編集」ボタンをクリック (7) 画面右上の「最新状態に更新」ボタンをクリック ●ワンポイント サービス情報サイト（IPv4）内には、上記「*.flets」を指定しても表示されないページがある場合があります。 その場合サービス情報サイト（IPv4）のルーティングアドレスを設定して表示する方法があります。 最新のルーティングアドレス情報はこちら

10. [手順9]で追加した設定を有効にする。

(1) 「エントリ番号01」にチェックする。 (2) 画面右上の「適用」ボタンクリック (3) 画面左下の「登録」ボタンをクリックし、装置を再起動する。

11. サービス情報サイト（IPv4）を利用する際に、接続設定2（サービス情報サイト（IPv4）用接続）を利用する設定を追加。

(1) 詳細設定項目クリック。 (2) 「静的ルーティング設定」を選択

(3) 【エントリ番号】は、2を選択 (4) 【宛先ドメイン】に、「*.v4flets-east.jp」と入力。 (5) 【接続先】はサービス情報サイト（IPv4）を選択 (6) 「編集」ボタンをクリック (7) 画面右上の「最新状態に更新」ボタンをクリック ●ワンポイント サービス情報サイト（IPv4）内には、上記「*.v4flets-east.jp」を指定しても表示されないページがある場合があります。 その場合サービス情報サイト（IPv4）のルーティングアドレスを設定して表示する方法があります。 最新のルーティングアドレス情報はこちら

12. [手順11]で追加した設定を有効にする。

(1) 「エントリ番号02」にチェックする。 (2) 画面右上の「適用」ボタンクリック (3) 画面左下の「登録」ボタンをクリックし、装置を再起動する。

13. マルチセッションを試す。

(1) インターネット上のフレッツ公式ホームページのアドレス「https://flets.com」を入力し、画面が表示されるか試す。
(2) サービス情報サイト（IPv4）のアドレス「http://www.flets/」を入力し、画面が表示されるか試す。
(3) サービス情報サイト（IPv4）のアドレス「https://www.v4flets-east.jp/」を入力し、画面が表示されるか試す。

[手順9]が正常に行われれば、設定完了です。サービス情報サイト（IPv4）をお楽しみください。