操作を間違えた!やり直しできる?できない?

2013/3/29掲載

注意していても時々やってしまうパソコンの誤操作。中でも特に多い「誤って上書き保存してしまった」「誤って削除してしまった」「誤った相手にメールを送ってしまった」。これらの誤操作に対してやり直しできること、できないこと、またやり直しの方法や事前に誤操作を防ぐ対策を知っておくことは重要です。今日はこれらを解説していきます。

  1. ファイルを間違えて上書きした。元に戻せる?

  2. こんなファイルを元に戻せる?開ける? >>

  3. 間違えたメールは取り消しできる? >>

1.ファイルを間違えて上書きした。元に戻せる?

エクセルやワードなど、おなじみのOfficeのアプリケーションを使用しているときに一番やってしまいたくないミスの一つが、誤ってファイルを「上書き保存」してしまうことです。こんな時、元に戻すことはできるでしょうか?

操作をやり直すショートカットキー「Ctrl + z」で元に戻す

操作をやり直すためのショートカットキー「Ctrl + z」の存在をご存知の方は多いでしょう。エクセルやワードでは、最近のバージョンでは上書き保存してしまった後でも、「Ctrl + z」を使って上書き保存前の状態まで戻すことができます。皆さんがお使いのエクセルやワードでこれが効くかどうか、試しにやってみてください。ただ、一度そのファイルを閉じてしまうと次回開いたときにはもう上書き保存前の状態に戻ることはできません。「Ctrl + z」を使うならファイルを閉じる前に行いましょう。

画像:イメージ図
「Ctrl + z」またはこのアイコンをクリックすることで行った操作を「元に戻す」ことができます。

さて、上書き保存前まで戻れるようになったとはいえ、下記の2点は念頭に置いておきましょう。

1.「Ctrl + z」で戻れる回数には限りがある

たとえばエクセルでは「Ctrl + z」で戻れるのは16回です。(この回数はアプリケーションにより異なります)「レジストリエディター」という、少し難しいWindowsの機能を使ってこの回数を増やすことはできますが、マイクロソフト社は100回以上にすることは推奨してません。また、何回に設定してもそれ以前に戻すことはできません。

2.新しく作っていたファイルが消失する

あるファイル(ファイルA)を元に新しいファイル(ファイルB)を作ろうとしているなら、どんどん元に戻ることでファイルAを取り戻すことはできるかもしれませんがせっかく作ったファイルBはすっかりなくなります。最初から作り直さないといけません。

実は「Ctrl + z」の対極ともいえるショートカットに「Ctrl + y」があります。これは「その操作を繰り返す」というショートカットです。エクセルで試してみましょう。

コピーしてペーストを10回繰り返してから「Ctrl + z」を連打すると1つずつ元に戻りますよね。すっかり元に戻ったところで「Ctrl + y」を押すとまたペーストが繰り返されます。ところが「Ctrl + z」を連打して無事元に戻ったところで「上書き保存」をしてしまうと、次の「Ctrl + y」は直前の操作「上書き保存」を繰り返すだけです。したがって先ほどのペーストはもう効きません。

メールやダウンロードフォルダーをチェック

さて、あなたが編集していたファイルは、元はどこから得たものでしょうか?それがもしメールで受信したファイルやインターネットからダウンロードしたファイルなら、オリジナルを取り戻す方法があります。

●メールの添付ファイル

ファイルが添付されていたメールを探してみましょう。そして添付ファイルを開いて見てください。これがオリジナルです。もしメールが見つからない場合、そのファイルを送ってくれた人が分かっているのなら、その人に再度ファイルを送ってもらうように頼むのも一つの方法です。

●「ダウンロード」フォルダーを見る

ホームページからダウンロードしたファイルなら、「ダウンロード」というフォルダーに保存されていませんか?またメールの添付ファイルも最初に展開したときにこの「ダウンロード」フォルダーに保存する設定になっていることもあります。このフォルダーにオリジナルのファイルが残っているかもしれません。

画像:イメージ図

幸いにもいずれかでオリジナルのファイルが見つかった場合、今度は編集したファイル(ファイルA)を上書き保存して消してしまわないように気を付けましょう。

先ほど誤って上書き保存したファイルは、今ではきっと重要なファイルでしょう。それを古いファイルで上書き保存すると、せっかく編集(作成)したものがなくなってしまいます。右のように編集後のファイルAを「ファイルB」などと名称変更した後にオリジナルのファイルAを保存しましょう。

こんな事態にならないために、新しいファイルを作り始めるときはとにかく最初に「名前を付けて保存」(つまり新規保存)をする、を習慣づけることに越したことはありません。

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