いまさら聞けないデジタル入門「はじめての電子書籍」

2012/11/16掲載
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  3. 「じっくり読書」なら電子書籍専用端末

3.「じっくり読書」なら電子書籍専用端末

電子書籍専用端末とは?

画像:イメージ図

電子書籍を楽しむもうひとつの方法に、「電子書籍専用端末」があります。ひとくちに専用端末と言っても、カラー画面の製品と、白黒(グレースケール)の電子ペーパーを採用したものがあり、じっくり読書を楽しみたい人に最適なのが、電子ペーパー搭載の製品です。

電子ペーパーは、電灯の光や太陽光を反射して画面表示を行う仕組みなので、目が疲れにくく、屋外でも読みやすいメリットがあります。また、画面を書き換えるときだけ電力を消費する、省エネ構造で、電源オフの状態でも画面を表示させておくことができます。フル充電した状態なら、1日30分程度の利用で、数週間〜1ヵ月以上もバッテリーが持続するものもあります。

電子ペーパーが不得意な用途

画像:イメージ図

電子ペーパーを搭載した電子書籍専用端末の先駆けとなったのが、米アマゾンの「Kindle」(キンドル)で、国内ではソニーの「Reader」(リーダー)などが販売されています。

電子ペーパー搭載の製品は、長時間の読書に向いている一方で、苦手とする用途もあります。最近増えているカラー写真入りの雑誌や、カラー化されたコミックなどの電子書籍も、白黒でしか表示できません。また、Webブラウザーを搭載した製品もありますが、電子ペーパーは画面の書き換えスピードが遅いため、あくまでサブ的な機能と割り切りが必要です。

このように、用途の向き不向きはありますが、小説や専門書をじっくり読みたい人、コミックはモノクロで十分という人にとって、うってつけの1台になるはずです。

ここ最近は、電子書籍関連の新サービスや新製品のニュースが目白押し。まだまだ、品揃えは紙の本に及ばないものの、ユーザーの急増とともに環境が整備されることが、大いに期待されます。

■表示価格は、特に記載がある場合を除きすべて税抜です。