知っていますか?IE以外にもあるブラウザー

2012/11/9掲載

インターネットを利用するときに欠かせないのがブラウザー、Internet Explorer(以下、IEと言います)です。このIEはマイクロソフト社の製品ですが、それ以外にもブラウザーは存在します。IEにはない利便性の高さを備え、利用者を増やしているブラウザーもあります。今日はそんな「IE以外」の代表的なブラウザーとその特徴について紹介しましょう。

  1. FirefoxとChrome

  2. 代表的な拡張機能 >>

  3. スマホのブラウザーとの共有も簡単 >>

1.FirefoxとChrome

現在Windowsパソコンで使用できるIE以外のブラウザーで代表的なものがFirefox(ファイヤーフォックス)とChrome(クローム)の2つです。いずれも無料で使用できるフリーウェアです。まずこれら2つのブラウザーについて生い立ちや特徴、人気の理由を簡単に紹介していきましょう。

Firefoxの生い立ちと特徴

画像:イメージ図
Firefox(mozilla)のホームページ

Firefoxは2004年に正式版(バージョン1)が発表されていますので、IE以外のブラウザーの中では「老舗」と言ってよいブラウザーです。

Firefoxは「Mozilla Foundation」という非営利団体によって開発、管理されています。元は当時有名だったブラウザー開発企業がソフトウェアのソースコードを開示し、誰でも開発に参加できるようにしようという試みから始まりました。2012年10月現在の最新バージョンは16です。

Firefoxはいわゆる「タブブラウザー」のパイオニア的存在でもあります。現在IEでも1つのブラウザーのウィンドウにたくさんのホームページを表示し、タブで切り替える、という方式が用いられていますが、このタブブラウジングの機能を初期に実装し、広めることになったブラウザーの一つがFirefoxでした。

またブラウザーにアドオン(拡張機能)を加えることが広まったのもFirefoxによるところが大きいでしょう。(拡張機能については後で紹介します)

さらにFirefoxは「Firebug」(ファイヤーバグ)という開発者用のツールも付属しています。このように、いわゆるヘビーユーザーや開発者に受け入れられやすい機能を多く持っていたブラウザーがFirefoxです。

Firefoxのダウンロードページ

Chromeの特徴

画像:イメージ図
Chromeのホームページ

一方のChromeは、スマホのOS、Android(アンドロイド)でもおなじみのGoogle社が開発したブラウザーです。最初の正式版がリリースされたのは2008年末と比較的最近です。
Chromeは、とにかく起動や画面の表示スピードを高速にすることに注力されたブラウザーで、公開当初から注目を集めていました。

Chromeももちろんタブブラウザーですが、Chromeでは「サンドボックス方式」という技術が用いられているのが特徴です。これは複数のタブを開いているとき、1つのブラウザーというアプリケーションでありながら各タブを別々に管理することで、1つのタブが落ちても他のタブに影響を与えにくい(ブラウザ全体が落ちにくい)仕組みとなっています。

また閲覧履歴を残さない「シークレットウィンドウ」という機能も、ブラウザ全体の設定を変更することなく簡単に起動できる点も特徴の一つです。

さらに、Chromeでは新しいバージョンへの更新は強制的に行われます。ちょうどスマホのアプリを「自動更新可」にしておくと、知らないうちに勝手にアップデートが開始したり完了したりしているのに似ています。

Chromeにも拡張機能があります。発表当初は数も少なく乏しかったのですが、拡張機能が多く出回るようになるにつれてブラウザーとしての人気を高めていきました。その結果、2012年10月現在日本では、ブラウザーのシェアにおいてはIEに続いて2位を占めています。つまりIE以外では最も人気の高いブラウザーということです。

Chromeのダウンロードページ

FirefoxやChromeが好まれる理由とは?

FirefoxやChromeをIEより好んで使用する人もいますが、その理由となっているところを改めて紹介しましょう。

画像:イメージ図
自分のFirefoxにインストール済のアドオンの一覧が見られます。
画像:イメージ図
Chromeの拡張機能ダウンロードページ

1:豊富な拡張機能(アドオン)によるカスタマイズと利便性の高さ
上でも触れましたがFirefox、Chromeともに大きな特徴の一つが豊富な拡張機能です。拡張機能とはブラウザーにさらに加えてインストールする小さなプログラムです。拡張機能をインストールすることにより、画面のデザインや見た目を変えたり使い勝手を改善したり、機能を豊富にすることができます。

好きな拡張機能を加えてブラウザーを自分の好み通りに改善できる点は、これら2つのブラウザーが人気を集めてきた大きな要因でしょう。

拡張機能の入手や管理の方法はFirefoxもChromeも似ています。Chromeの拡張機能を入手する画面が右です。拡張機能はジャンル、カテゴリごとにまとめられています。人気の高い拡張機能、インストール数の多い拡張機能なども簡単に探すことができます。

なお、定番ともいえる代表的な拡張機能については次章で紹介します。

2:速い
FirefoxもChromeも起動や画面の表示などが速いといわれています。またChromeはYouTubeと同じGoogle社の製品なので、特にYouTubeを観る機会が多い人にはChromeが好まれる傾向にあるようです。実際にどれほど速いと実感できるかはパソコンの性能などにより異なります。

3:複数のパソコン、スマホでもブックマークを同期して一元管理できる
ブックマーク(IEの「お気に入り」)は、ほかのパソコンでも自分のものが使えれば便利ですよね。パソコンの引っ越しの際にも助かります。FirefoxでもChromeでも、あるパソコンのブックマークをほかのパソコンと共有することができます。

特にChromeは、Gmailのメールアドレスでログインするだけでできるので特に簡単です。Androidのスマートフォン(スマホ)を購入済の方は、最初にGmailのメールアドレスを取得し、ログインすることで、スマホのブラウザーともブックマークを共有できます。これも具体的な方法は第3章で紹介します。

■表示価格は、特に記載がある場合を除きすべて税抜です。 ■請求書などの発行有料化 および 無料でのご利用手続きなどについて、詳しくはこちら