パソコンを買い替えるなら、覚えておこう・やってみよう

2010/5/11掲載
画像:イメージ図

新しいパソコンに買い替えを考える時、古いパソコンのデータをどうやって引越すか悩みますよね?

データ以外にも、自分が使いやすいように長年かけて積み重ねてきた設定も、再度ゼロからやり直す事を想像すると気が重くなったり…。

パソコンの引越しが簡単に行える「Windows 転送ツール」をご存知ですか?

この便利なツールを使っての引越し方法をご紹介しましょう。

  1. パソコンを買い替えたら中身を「引越し」

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1.パソコンを買い替えたら中身を「引越し」

主なファイルを引越してくれる

パソコンを買い替えたら、古いパソコンに貯まったファイルを新しいパソコンに引越ししたいものです。ところが、長年使用していたパソコンには、思った以上に大量のファイルができていて、いちいち探して選ぶのは大変です。そんな経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。

さらに、ワードやエクセルなどの文書ファイルだけでなく、メールのアドレス帳や本文、ブラウザのお気に入りなどももちろん、新しいパソコンに持っていきたいわけですが、どこにあるのか探すのも大変だったり、ただファイルコピーして持っていくだけでよいのかなど、正しい引越しの方法がよく分からなかったり…。

ところが便利なことに、Windows VistaやWindows 7には「Windows 転送ツール」という便利な機能が標準搭載されています。この転送ツールを使っての引越し方法をご紹介しましょう。
※Windows XPのパソコン同士の間での引越しではWindows 転送ツールは使えません。

Windows 転送ツールを使って簡単引越し

「Windows 転送ツール」は、正に、パソコンの中身を別のパソコンに引越しするためのソフトです。これを使用することで、自分でファイルなどを探さずとも、引越しすることができます。

Windows 転送ツールは、Windows XPからWindows VistaやWindows 7へ、またWindows VistaからWindows 7へ、またはWindows 7のパソコン同士の間で使用できます。ワードやエクセルで作成した文書ファイルやフォルダの他、メール本文やアドレス帳、さらにはユーザーアカウントやWindowsの設定情報まで、新しいパソコンで必要となる様々なデータをまとめて移動することができます。

なお、引越し元となるパソコンがWindows XPやWindows Vistaの場合には、新たにWindows 転送ツールをインストールする必要があります。(マイクロソフトのホームページからダウンロードできます。)

新旧2台のパソコンはどうやって接続する?

新旧2台のパソコン間でデータを転送する方法には、大きく以下の3種類があります。

  1. LAN経由で転送する
  2. USBメモリやDVDなどを利用して移動する
  3. 専用ケーブルを使って転送する

もし、LANを構築しているのなら、1のLAN経由が最も手軽です。もしLAN接続をしていない場合は、2のデータをUSBメモリやDVDにコピーして引っ越す方法もあります。データの量があまり大きくない場合は簡単で良い方法でしょう。LAN接続もUSBメモリもない時には、3の方法を使います。「データ転送ケーブル」という専用のケーブルを購入する必要がありますが、ケーブルをつなぐだけなので簡単です。なおデータ転送ケーブルは3,000円程度で市販されています。

なお、Windows XP同士パソコン間の引越しでも接続は同じです。引っ越すデータはUSBメモリなどにコピーするか、パソコン同士を接続して移動します。

Windows 転送ツールを使って引越し開始!

ここでは例として、LANを使用してWindows 7パソコンにデータを引越す方法をご紹介します。
まず、引越し元、引越し先、双方のパソコンが同じLANに接続されていることを確認してから、「Windows 転送ツール」を起動します。この時、他のプログラムは全て終了させておきましょう。

Windows 転送ツールは、2台のパソコンで共に起動させます。途中で「Windows 転送ツール キー」を聞かれますが、これは引越し元側のWindows 転送ツールが発行するので、画面の指示に従って進めれば迷うことはないでしょう。

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引越し先(Windows 7)パソコンの画面例

[スタートメニュー]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システムツール]より、[Windows 転送ツール]を起動します。

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Windows 転送ツールを起動したら指示に従って進みます。

LANなので「ネットワーク」を選択します。

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続いて、引越し元なのか、引越し先なのかを選択。

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引越し元のパソコンのほうで取得したキーを、引越し先のパソコンに入力します。

転送するデータの量によっては、数十分以上かかる場合もあります。転送は何度でもできますので、所要時間が不安な時は、最初は「特定のフォルダだけを転送してどのくらいの時間がかかるか」を把握するなどしてみるのも良いでしょう。

Windows 転送ツールで転送できるもの

Windows 転送ツールは、何もかもを新しいパソコンに転送できるわけではありません。
転送できるものは下の通りです。

1.ファイルとフォルダ
ドキュメント、ピクチャ、および共有ドキュメントフォルダ内にあるすべてのファイルです。

2.ミュージック、ピクチャおよびビデオ
音楽ファイルや再生リスト、画像ファイルとビデオファイルです。

3.電子メール設定、アドレス帳、およびメッセージ
Microsoft Outlook Express、Outlook、Windows メールのアカウント設定、アドレス帳、およびメッセージ。

4.インターネットの接続設定とお気に入り、およびCookie

5.ユーザーアカウントと設定
登録したユーザー情報のほか、デスクトップの配色や背景およびスクリーンセーバー。さらに「スタート」メニューオプション、タスクバーオプション、ネットワーク接続の設定、プリンタ設定などの情報。

6.主にマイクロソフト社製アプリケーションの設定情報

※Windows 転送ツールでは、プログラム(アプリケーション)は転送されません。たとえばMicrosoft Officeでもプログラムそのものは転送できません。新しいパソコンに再度インストールする必要があります。

なお、Windows XP同士での引越しの場合、これらのうちの「設定情報」は引越しせず、新しいパソコンで、再度行う必要があります。


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