こんなに簡単!ネットショップができるまで

2013/2/1掲載

利用者数や頻度、流通総額などいずれも上昇傾向にあり、どんどん拡大するインターネットショッピング。もちろん便利なだけでなく店舗や商品もたくさん揃っているわけですが、その店舗作りも技術の進歩によってどんどん簡単になっています。今日は、ネットショップ作りの裏側を少し覗いてみましょう。

  1. ネットショップの開店はこんなに簡単

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1.ネットショップの開店はこんなに簡単

「お店を持つ」…これは考えただけでもかなり大変そうなことです。ではインターネットに店舗を持つのはどのくらい簡単だと思いますか?

インターネットにお店を持つときよく使われる手段は、大手のショッピングモールに出店することです。現在日本で最大のショッピングモールである楽天市場は、約4万店舗が出店しています。一方、ショッピングモールとは別に個別の店舗としてインターネットで営業している店舗も数多くあります。いわゆる「ECサイト」と呼ばれるものです。インターネットではほぼすべてのものが簡単に販売できるため、パソコン関連から家電、アパレル、日用雑貨、希少な品に至るまで本当にさまざまな店舗が存在しています。これほど多くの店舗が存在できるようになったのは、もちろん店舗を開設する(作る)、行為が安価で簡単に行えるようになってきたからでもあります。

今日はそんな簡単に行えるようになった「インターネットショップ」開設の裏側を少し覗いてみましょう。

ネットショップを簡単に作る「ネットショップASP」

ネットショップを作ろうと思ったときに最初に選ぶのは「ネットショップASP」と呼ばれるサービスです。これはネットショップを作るための機能一式を提供してくれるサービスです。ブログを作るときのように、インターネット上で自分で様々な設定や登録を行うことでネットショップを開設できる、といったサービスです。インターネット上でそういった機能やプログラムを提供するサービスを総称してApplication Service Provider、略してASPと呼んでいます。

このネットショップASPは、提供する機能やプログラムの充実度、掲載できる商品点数などの店舗の規模などによって、無料から有料まで数多く存在しています。このネットショップASPがいかに簡単に使えるか、これがネットショップが増える大きな要因になります。現在日本国内には大手と呼べるネットショップASPが5つほどあるようです。

先ほど日本で最大手のショッピングモールは約4万店舗と書きましたが、ネットショップASPがかかえる店舗数も、それに劣らぬ数に増えつつあります。インターネットショッピングといえば、大手ショッピングモールをイメージする方も多いかもしれませんが、決してそれに限定されるものではなく、ネットショップASPを利用した単独店舗も非常に多く存在しているのです。

これがネットショップASP

画像:イメージ図
大手ネットショップASPの一つ
カラーミーショップ

右は「カラーミーショップ」という大手ネットショップASPの一つです。ネットショップ(店舗)が使用する「管理画面」の中のさまざまなメニューを使ってネットショップを作り、運営します。

ネットショップを開業するためには店舗の画面やデザインを作るだけでなく、店舗に掲載する各商品の情報や決済(後述)、そして実際に購入された注文情報や顧客に対するメルマガ発行など、作るときにも運営する上でもやらなければいけないことがたくさんあります。したがって管理画面にもメニューがたくさんあるのですが、ひとつひとつの機能は簡単に使えるよう工夫されています。

たとえば店舗のトップページは、10個ほどの項目にテキストを入力するだけでもきちんとしたものが作れます。画像をたくさん登録することで、画像を主体にしたページを作ることも比較的容易です。

画像:イメージ図
完成したネットショップにとても近いイメージでサンプルを確認することができます。

ネットショップを運営するにあたって店舗のデザインはとても重要なものですが、数多くのテンプレート(デザインのサンプル)から選択するだけでも、かなり立派なデザインの店舗を持つことができます。このカラーミーショップでは、無料でも30種以上のテンプレートが用意されています。

右はその中の一つです。実際のネットショップのように仕上がった状態でデザインサンプルをチェックして選ぶことができるので、初心者の方でもイメージを把握しやすいです。そして各テンプレートは、さらに細かく自由に修正することもできるようになっています。これを行うには専門のスキルが必要になりますが、決まったテンプレートでは物足りないといった場合にも、自由に変更を加えて独自のデザインに仕上げることもできます。

画像:イメージ図
スマホ用のデザインサンプルも用意されています。

最近スマートフォン(スマホ)でのインターネット利用がどんどん伸びています。これはインターネットショッピングでも同じです。したがって、ネットショッピングではスマホ専用のデザインのページを用意することも重要なポイントになっています。

もちろん、これを全くゼロから自分で作るのは大変です。ところがネットショップASPではスマホ用の画面デザインもテンプレートが用意されています。一瞬でスマホ専用の店舗(ホームページ)も用意できます。これはネットショップASPに最もありがたみを感じる点の一つでしょう。

画像:イメージ図
法的に必要な画面もサンプルから簡単に作成できます。

少し細かいですが、インターネットで店舗を運営するためには法的な側面なども忘れてはいけません。日本ではネットショップには必ず「特定商取引法に基づく表示」として、店舗運営者情報や店舗のサービスレベルに関する情報を記載し、公開することになっています。また、ネットショップでは注文してくれたお客さんの個人情報を取得し管理する必要があることから「個人情報の取り扱い」に関する指針(「プライバシーポリシー」とも呼ばれます)も公開する必要があります。

これらも必要な項目を調べたり指針を決めたりするのはとても難しいものです。こういった情報も一般的な文言が入った状態でサンプルが用意されているので、それを確認しながら自分の店舗に合ったものに書き換えるだけで簡単に作ることができます。

その他、商品を販売する上で消費税を外税にするか内税にするか、決済方法をどうするか、また注文が入った商品の発送方法や料金をどうするか、など店舗運営には決めないといけないことが多くあります。これは実際の店舗と変わりません。とはいえ、こういったASPを利用すれば「インターネット上に店舗を開設する」のは実は1日あれば準備できてしまうのです。


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