NTT東日本 一生つきあえるブロードバンドFLET'S
おかげさまでBフレッツ150万回線突破!
週刊フレッツ vol.151

ブロードバンド徹底活用講座入門編

サイズの大きなデジカメ画像を小さくするには?

「画像編集ソフト」を使えば簡単。用途や目的にあわせたサイズにするのがポイントです
最近のデジタルカメラは、メガピクセル(100万画素以上)が当たり前となり、プリントしたときの美しさは従来のフィルムカメラと同等の品質で楽しめるようになりました。

しかし、その写真データをメールに添付して送ったりすると、ファイルサイズが大きすぎるために、受信するのに時間がかかってしまうなど、相手に迷惑をかけてしまうことも。またファイルサイズが大きすぎて、相手のサーバが受け付けない場合もあるようです。

そこで今回は、デジカメ写真のファイルサイズを小さくするためのポイントについて、ご説明しましょう。

デジカメで撮った家族の写真をメールで送りたいのですが、ファイルサイズが大きすぎて困ってます。どうしたら小さくなるんでしょう?

画像データの見た目の大きさを小さくすれば、ファイルサイズも小さくなります。

デジカメ写真の画質を表す「画素数(ピクセル数)」とは

デジカメの性能を表す目安として、よく「画素数」(「ピクセル数」とも言います)という数値が使われます。デジカメで撮った写真のデータは、「画素」(ピクセル)とよばれる小さな点で構成されており、この小さな点が多ければ多いほど、細かく描写された美しい写真と言うことができます。
最近では「メガピクセル」と呼ばれる、「100万画素」以上のデジカメが当たり前となり、家庭用のインクジェットプリンタで印刷しても、従来のフィルム写真に見劣りしないほど美しい写真をプリントすることができるようになりました。

高画質のデジカメ写真はファイルサイズが大きすぎてメールで送れない場合もある

撮影する被写体の状況やデジタルカメラの設定状態によってファイルサイズは変わりますが、たとえば500〜800万画素のデジカメの高画質モードで撮影した場合、写真のファイルサイズは大きいものだと数MBになります。
このようなサイズのファイルをメールに添付したときは受信するのにとても長い時間がかかるので、相手の環境がブロードバンドならまだしもダイヤルアップ接続でインターネットを利用している方の場合は、迷惑になってしまうかもしれません。またプロバイダによってはメールに添付できるファイルサイズに制限があるので、メールが相手に届かないといったケースも起こり得ます。
これらの問題を解消するには、写真のファイルサイズを小さくすることが必要になります。

用途によっては高画質(=大容量)でなくてもまったく問題なし!

デジカメ写真を家庭でプリントして楽しむ方も多いでしょう。たとえば家庭用プリントで最も普及している「L版サイズ」は、200万画素程度あれば標準的なインクジェットプリンタでも問題ない画質で印刷できます。また、500万画素のデジカメ写真の場合、写真のサイズは「2560×1920ピクセル」に相当しますが、これは「A4サイズ」で印刷しても問題ない程度の画質です。

確かに大きな用紙に印刷する場合には、メガピクセルサイズの大きな写真が必要です。しかし、ホームページに掲載したり、メールに添付してパソコンのモニタで見てもらうといった目的であれば、実はメガピクセルというサイズは必要ありません。
現在、標準的なパソコンの画面サイズ規格は、XGA(1024×768ピクセル)またはSXGA(1280×960ピクセル)です。それに対し、デジカメ写真としては比較的小さいサイズである「120万画素」でさえ「1280×960ピクセル」もあり、モニタに100%のサイズ(=原寸)で表示すると、実はモニタよりも大きくなってしまいます(下の図を参照)。
パソコンのモニタで見ることが前提ならば、もっと小さなサイズで十分であり、むしろその方が適正と言えるかもしれません。「640×480ピクセル」や「800×600ピクセル」程度の写真なら、ファイルサイズを数十KBまで小さくすることもできます。



写真ファイルサイズを小さくするには、どんな方法があるのでしょうか?

Windowsに搭載(またはデジカメなどに付属)されている「画像編集ソフト」を使えば、簡単に小さくすることができます。

写真の大きさを変える(リサイズする)には「画像編集ソフト」が必要

デジカメ写真のファイルサイズを小さくする方法の一つとして、写真のピクセル(画素)数を少なくするというものがあります。ピクセル数を変えることを「リサイズ」と呼びますが、リサイズするには「画像編集ソフト」というものが必要になります。
画像編集ソフトは、便利なフリーウェアから高機能の市販製品まで、価格も種類もさまざまです。その中で皆さんがすぐ使えるものは、Windowsに標準で搭載されている「ペイント」というツールや、デジカメやプリンタを購入すると付属しているソフトでしょう。後者については、ソフトメーカーの市販製品を付属している場合(代表例:Adobe社のPhotoshop Elementsなど)と、デジカメやプリンタのメーカーが自社開発のソフトを付属している場合とがあります。
実際には、いわば無料で手に入る「デジカメなどに付属しているソフト」を利用するケースが大半だと思いますので、ここではデジカメなどに付属されていることも多く、一般に市販もされている「Photoshop Elements」を使ったリサイズ方法をご紹介します。操作方法や操作画面に多少の違いはありますが、どのソフトでも行なう作業はほとんど同じですので、参考にしてみてください。

リサイズ後のピクセル数、または縮小率を指定すればOK

1 デジカメで撮った写真データをPhotoshop Elementsで開く

Photoshop Elementsを起動してデジカメ写真を開いたら、【イメージ】メニュー→【サイズ変更】→【画像解像度】を選びます。

2 縮小するピクセル数を指定する

【画像解像度】ダイアログが表示されたら、【ピクセル数】欄の【幅】および【高さ】にリサイズ後の数値を指定して【OK】ボタンをクリックします。これだけで画像のピクセルサイズを小さくすることができます。

3 リサイズ完了

リサイズ後の写真ファイルは【画像解像度】ダイアログで指定したピクセルサイズに縮小され、
写真の見た目の大きさが、縦横ともに指定したサイズへ縮小されています。

2560×1920ピクセルサイズ画像 640×480ピクセルサイズ画像

2560×1920ピクセルサイズ(500万画素)
640×480ピクセルサイズ

Photoshop Elements以外にも、デジカメやパソコン購入時などに付属している画像編集ソフトや、Microsoft Officeに付属している画像編集ソフト「Picture Manager」など、様々なソフトを利用してリサイズを簡単に行うことができます。
また、Windowsに標準で搭載されている「ペイント」でも、リサイズを行うことも可能です。ただし、「ペイント」でのリサイズは変更後の画像サイズのピクセル数を直接入力することができず、元のデータの画像サイズに対する縮小率を指定することになります。
ご自分でいろいろと試してみて、使いやすいソフトを選んでください。

●「ペイント」の場合(【伸縮と傾き】ダイアログ)

水平方向および垂直方向に同じ縮小率を設定しないと、画像の縦横の比率が歪んでしまいますので、注意してください。

リサイズによって、ファイルサイズを大幅に小さくできる!

デジカメ写真をリサイズすると、ファイルサイズはどの程度小さくなるのでしょうか?
一例として上記の写真を縮小したのち、JPEG画像として保存した場合のファイルサイズを掲載します。

ピクセルサイズ 縮小率 ファイルサイズ
2560×1920(500万画素)
元(100%)
1.75MB
800×600
31.25%
267KB
640×480
25%
174KB

パソコンモニタにもきれいに収まる「800×600ピクセル」という大きさにリサイズすると、ファイルサイズはなんと267KBまで小さくなります。
また「640×480ピクセル」という大きさまで縮小され、ファイルサイズはさらに174KBまで小さくなります。
いずれの場合もパソコンのモニタで見るのに適した大きさであり、ファイルサイズとしてもメールで送受信するのに適したものになります。

注意!
リサイズでファイルサイズが小さくなるのは便利ですが、元のファイルを「上書き保存」してしまうと、後になって印刷するときなどに困ることになります。リサイズをする際には「名前を変えて保存」をする習慣をつけましょう。

リサイズしたくない場合や、複数の写真をまとめて送りたい場合は

写真をリサイズせずに元のサイズのまま送りたい場合や、複数の写真をまとめて送りたい場合などは、メールに添付する以外に、オンラインストレージやファイル送信のWEBサービスを利用すれば、受け渡しが可能です。このような方法については、ブロードバンド徹底活用講座vol.136『大容量データ、動画、書類…素早く渡せる「ファイル送信」の常識』で詳しくご紹介していますので、そちらをご参照ください。

今回はデジカメ写真をメールなどで送るときにファイルサイズを小さくするための、「リサイズ」という方法についてご説明しました。ブロードバンド環境が普及しているといっても、必要以上に重いデータをメールで送ってしまうと、受け取る相手にとっては迷惑なことが多いものです。ある意味で、写真のサイズを適度に調整するということは、エチケットと言えるかもしれません。リサイズのテクニックを覚えて、今まで以上に写真撮影を楽しんでください!

バックナンバー
ブロードバンド徹底活用講座 入門編

この講座は参考になりましたか?下のボタンを押してください。
はい いいえ

このページのトップへ 閉じる
copyright(c)2006 東日本電信電話株式会社