NTT東日本
週刊フレッツ vol.295
ブロードバンド徹底活用講座

40歳から挑戦する
自分専用にぴったりなミニノートPC

最近、5万円前後の低価格で、サイズもコンパクトなミニノートPCがちょっとしたブームになっています。これほどの値ごろ感があれば、「自分専用のパソコン、持ち運び用のパソコンとして買ってみても…」と、ついつい検討したくなりますよね。

いざ購入に踏み切る前に、これまでのノートPCとの違い、どんな用途に向いているのかなど、いくつかのポイントをおさえておくと安心です。

自分向きのミニノートPCを見つけて、暮らしにも仕事にも、徹底活用しちゃいましょう!
私にぴったりなの、みつけちゃいました〜!!

Chapter1 予備知識編
最近、ミニノートPCが大人気の理由って何?
いま家にあるノートPCとの違いって??皆さんお久しぶりです! 私、ヒカリが話題のミニノートPCの導入に挑戦しますので、どうぞお付き合いくださいね。いま家にはノートPCが1台あるんですが、家族と共用なので使いたい時間帯が重なったり、プライバシーが気になったり、いろいろ不便を感じるようになってきました。そんな時に、雑誌でミニノートPCが話題になっていることを目にしたんですが、まずは安さにびっくり! これなら家族とは別の自分専用で使うのにピッタリだと思うんですが、これまでのノートPCと何か違う点があるのかな?

「ネットブック」と呼ばれるミニノートPCが注目される理由

最近話題の低価格・小型のノートPCは、総称して「ネットブック」と呼ばれることもあります。2008年初頭から国内発売となった、台湾のASUSTeK(アスーステック)社の「Eee PC(イーピーシー)」が火付け役となった新しい製品ジャンルですが、人気の理由は、大きく次の2つに集約されます。

ここがスゴイ!!これまでのノートPCより低価格 「イメージ画像」写真は、NTT東日本のサザンクロスPC「As01N」※ベースとなっているPCは、ASUSTek製のEeePC701SD-N
従来型のノートPCは、その大半が10万円〜20万円程度のプライスゾーン。これに対して、ネットブックと呼ばれるミニノートPCでは、4〜5万円前後からの画期的な安さを実現しています。
ここがスゴイ!!コンパクトで持ち運びが簡単
家庭用としてよく利用されているA4サイズ程度のノートパソコンは、重さが2kg前後あり、別の部屋へ移動したり、外へ持ち出すのは一苦労。ミニノートPCは1kg前後と、気軽に持ち運べる手軽さが魅力です。

オールインワンのノートPCとの違いは?

ミニノートPC(ネットブック)では、標準搭載のパーツやソフトを必要十分なものに絞り込むことで、その分コストダウンと小型・軽量化を実現しています。高機能なオールインワン型のノートPCと比べてみた場合、次のような仕様上の違いがあります。
DVDやCDドライブがない 小型のディスプレイ
光学ディスク(DVDやCD)の読み/書きができるドライブは、基本的に搭載されていません。そのため、市販ソフトによっては、導入時に外付けドライブを用意する必要があります。最近はダウンロード購入できるソフトも増えているので、こうしたソフトであれば手間もなくインストールできます。 液晶ディスプレイは7インチから10インチ程度と、A4型ノートの14〜15インチ程度に比べてかなり小型です。また、ディスプレイ解像度については横1024×縦600ドット程度が一般的で、A4型ノートの横1280×縦800ドット程度に比べて作業領域が狭くなります。
低消費電力のCPU OSはWindowsXP
パソコンの処理能力を左右するCPUについては、低消費電力のAtomやCeleron-M等が採用されています。高速なCPU(Core 2 Duo等)にはスピード面で及びませんが、インターネット利用などには十分なパフォーマンスを発揮します。 OSはWindowsVistaではなく、一世代前のWindows XP搭載機が大半を占めています。Vista独自の最新機能が利用できない反面、そこそこの処理能力のCPUと少ないメモリでも、あまりストレスを感じることなく快適に操作できるメリットがあります。

ミニノートPCはこんな用途にぴったり

このように、決して高速・多機能なパソコンではありませんが、インターネット接続など使い方を限れば十分快適に利用できます。ミニノートPC(ネットブック)が得意とする用途/苦手な用途を具体的に見てみましょう。

「○」得意とする用途
■インターネット接続
ブラウザによるWeb閲覧や、メール送受信は一番の得意分野。無線LANを内蔵しているので、自宅の無線LANルータ等を経由して、快適なワイヤレスでインターネットが楽しめます。また、本体にWebカメラを内蔵した機種も多く、インターネット経由で手軽にビデオチャットを利用することもできます。
■ワープロや表計算ソフトによる作業
画面解像度(作業スペース)がやや小さいことを除けば、ワープロソフトや表計算ソフト等は十分快適に使用できます。
■モバイルでの利用
たとえば、近所の喫茶店へ持ち出したり、旅行先・出張先でパソコン作業を行うといったモバイル用途には、 小型・軽量のメリットが活躍します。
「×」こんな用途は苦手
■映像編集など高速性が要求される作業
高速なCPU、大容量のメモリ・ハードディスクを必要とする作業は、長い処理時間を必要としたり、作業自体が行えないこともあります。
■大容量のデータ保存・管理
機種によってはデータを保存する記憶装置(ハードディスク、SSD)の容量が小さく、動画や音楽ファイル、写真等をたくさん保管するような使い方には不向きです。
■3D機能を必要とするゲームなども…
画面の描画を受け持つグラフィック機能は必要最小限のものなので、3Dゲームなどが快適にプレイできない場合があります。
Chapter2 製品選び編
どれも同じように見えるけど…機種選びのポイントは?
違いはどこ?ミニノートPCって何なのか、情報を集めるうちに分かってきたような気がします。私のように、インターネット利用がほとんどで、あとは住所録やスケジュール管理に使う程度なら、ミニノートPCで十分そうですね。こうなると、1日も早く手に入れたいので、続いては製品選びに挑戦です。インターネットで検索してみると、いろいろなメーカからたくさんの製品が出ているんですね。でも、私にはどれも大きさや形が似ているように見えるし、違いがよく分かりません。どこを比べて製品を選べばいいんでしょうね?

製品比較のポイント

もちろん、価格や大きさ・重量のような要素も重要ポイントですが、ミニノートPC選びでは、他にも次のような機能(仕様)の違いにも注目しましょう。

記憶装置は、ハードディスクとSSDのどちら?
SSDとは、フラッシュメモリを利用した記憶装置で、ハードディスクの代わりとして採用が進んでいます。ハードディスクのように駆動部品がないので、持ち運び時の衝撃に強く、さらにデータ読み込みが高速、発熱も抑えられるといったメリットがあります。

大容量のSSDはまだ高価なので、「ディスク容量重視の方→ハードディスク(60〜160GB程度)搭載の機種」、「持ち運びが多い方→SSD(8〜16GB程度)搭載の機種」のような選び方も一つの目安です。
画像:イメージ画像

バッテリー持続時間はどの程度?
外に持ち出して使う機会が多い方は、バッテリーの持続時間は重要なポイント。どの製品もおおむね2時間程度の作業はクリアできますが、中には4時間〜8時間程度の大容量バッテリーを搭載した機種もあります。 なお、製品によっては、標準搭載のバッテリーとは別に、大容量の専用バッテリーに差し換えられるものもあります。 画像:イメージ画像

内蔵の無線LANの通信規格は?
内蔵の無線LAN規格は、最大54Mbpsの「IEEE802.11g(および11b)」に対応のものと、最大300Mbpsの「ドラフト11n」規格にも対応した機種があります。
使用する親機(無線LANルータなど)が「ドラフト11n」対応なら、これに対応した機種を選択すれば、無線区間はストレスなく高速化できますね。
画像:イメージ画像

キーボードの打ちやすさ、画面サイズは十分?
カタログやWeb上の製品紹介だけを見比べてミニノートPCを購入すると、「キーボードの間隔(ピッチ)が狭くて入力しにくい」「画面が思ったより小さく、文字が読みにくい」といった失敗も起こりがちです。

実際に家電ショップ、パソコンショップの店頭で、製品に触れてみてから購入を決めるほうが安全です。
画像:イメージ画像
機能にこだわるなら、UMPC(ウルトラモバイルPC)いう選択肢も
ミニノートPCには、ここまで紹介してきた、ネットブック(またはULCPC=ウルトラローコストPC)と呼ばれる製品の他に、UMPC(ウルトラモバイルPC)と呼ばれる、より高機能な製品ジャンルがあります。ネットブックより上の価格帯となりますが、Windows Vista搭載、タッチパネル液晶、より大容量のSSDを搭載した製品も選択できます。500g台〜1kg未満というネットブックよりさらに軽量な製品もあり、軽さを重視する方にとってもUMPCは有力候補となります。


Chapter3 ミニノートPC活用編
小さくて軽いミニノートPCは、持ち運びにピッタリ!
画像:イメージ画像PCショップで幾つか候補を操作してみて、一番使いやすいと感じた機種を購入することに決めました!自宅に持ち帰って設定を済ませ、さっそく無線LANルータ経由でインターネットに接続。Webもメールも、今までのノートPCとほとんど違いが分からないほど快適なスピードで満足です。せっかくのミニノートPCですから、家の中だけじゃなく、どんどん外にも持ち出して活用してみたくなりますね!

【活用1】寝室やキッチン、自宅の好きな場所でインターネット

ミニノートPCならではの使い方の一番目は、家の中で使う場所を縛られない、フリースタイルのインターネット活用です。
自宅に無線LANルータさえあれば、リビング、寝室、キッチン…いろいろな場所でインターネットが楽しめます。寝そべってブログを巡回したり、テレビを見ながら調べものをしたり、気分次第でインターネットが使える楽しさが発見できます。
画像:イメージ画像

【活用2】カフェの公衆無線LANからブログ更新

家のミニノートPCを持ち出して、外出先でもインターネットを使いたい…そんな時に入っておきたいのが公衆無線LANサービスです。
カフェやファストフード店、駅構内など、公衆無線LANに対応した場所なら、自宅と同様の感覚でワイヤレスによるインターネットが楽しめます。
通信速度は、サービスによって、最大54Mbpsまたは11Mbps。自分のブログに写真をアップロードしたり、添付ファイルをメール送信するのもラクラクです。
画像:イメージ画像

NTT東日本の公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」がおススメですFLET'S SPOT

【活用3】出張先のホテルでパソコン作業

ミニノートPCに表計算やプレゼンテーションなどビジネス用ソフトをインストールしておけば、仕事で出張した時の頼れる道具になります。
部屋にLAN端子があるビジネスホテルなら、Webで情報検索して資料を作成したり、報告書を会社にメール送信するといった使い方もできます。
画像:イメージ画像
ちょっと前まで、2台目のノートPCを買うのは、さすがにもったいないかな…と思っていたんですが、ミニノートPCなら少ない予算で気軽に買えるのがいいですね。決して高速・多機能なパソコンじゃないけど、私の使い方ならこれで十分。家から持ち出して、カフェでパソコンを広げてみると、結構クセになりますよ!
2009年も新製品ラッシュで、ミニノートPCの勢いはまだまだ止まりそうにありません。
皆さんも、セカンドマシンとして検討されてはいかがですか?

バックナンバー
ブロードバンド徹底活用講座
いつも週刊フレッツをご覧いただきありがとうございます。
当記事に関するアンケートにご協力ください。今後の制作の参考にさせていただきます。
Q1.今回の記事は参考になりましたか?




Q2.今回の記事の難易度はどうでしたか?




Q3.今回の記事のボリュームはどうでしたか?




回答する
このページのトップへ
Copyright (C) 1999-2009 東日本電信電話株式会社