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週刊フレッツ vol.204

ブロードバンド徹底活用講座

講座 「Ctrl」と「Z」で何ができる? キーボード・ショートカット徹底活用!

マウスは使いやすくて便利な周辺機器ですが、キーボードから手を離さなくてはいけないので面倒に感じることがあります。特に文字を入力している時は、できるだけキーボードから手を離したくないですよね?

実は、マウスで行う操作の中には、キーボードのキーの機能や、特定のキーを同時に押す「ショートカット」で済ませられるものがあるのです。そこで今回は、キーボードを使って、よりパソコンを便利にするテクニックを紹介します。
今回ご紹介する内容は、「Windows XP」および「Windows Vista」を対象としています。
Windowsのバージョンによってはショートカットの機能が異なる場合もありますので、ご注意ください。
あー、違う!そのキーを使うともっと簡単なんだって!! ほっといてくれ!

Chapter1 まずはキーボードをおさらいしよう

文字入力だけじゃない、キーの機能

キーボードの中には、ほとんど触れることのないキーがありますよね?そのキーが何のためにあるのかすら、わからない方も多いと思います。ところが、そのようなキーの中にも、パソコンを便利に使える機能が備わっていることがあるのです。たとえば、キーを押すだけでスタートメニューや右クリックメニューを表示させるなど、マウスで行っていた操作が、キーボードだけで行えるようになります。まずは、このような機能を持ったキーがキーボードのどこにあるかを確認してみましょう。

一般的なキーボードの例

キーの機能
キーの例 キーの読み方 キーの機能
Home
ホーム
カーソルを文書や行などの先頭に移動させる
(アプリケーションによって異なる)。
End
エンド
カーソルを文書や行などの一番後ろに移動させる
(アプリケーションによって異なる)。
PageUp
ページアップ
カーソルを数行飛ばして上へ移動させる。
PageDown
ページダウン
カーソルを数行飛ばして下へ移動させる。
NumLock
ナンバーロック
(またはナムロック)
「NumLock」が押された状態でテンキーを押すと数字が入力でき、「NumLock」を解除するとテンキーの機能が切り替わる。パソコンを起動した時、通常は「NumLock」がオンの状態になっている。
PrintScreenSysRq
プリントスクリーン
パソコンの画面を画像データとしてクリップボードにコピーする。
Ctrl
コントロール
他のキーと同時に押すことでさまざまな機能が利用できる。
Alt
オルト
ウインドウのメニューを選択する。
ウィンドウズキー
ウィンドウズキー
スタートメニューを表示する。
アプリケーションキー
アプリケーションキー
右クリックメニューを表示する。

「Functionキー」の便利な機能

上で紹介したキーとは異なり、「Function(ファンクション)キー」のように、アプリケーションによって機能が変わるキーもあります。「Functionキー」は、一般的なキーボードの場合、「F1」から「F12」まで12個装備されており、アプリケーションによって、それぞれのキーにさまざまな機能が割り当てられます。たとえば文字入力用のアプリケーション「MS-IME」の場合は、「Functionキー」にひらがなやカタカナへの変換や漢字を検索するための機能が備わっています。メールの作成やブログ・SNSなどへの書き込み、ワープロソフトでの書類作成など、文字入力の機会はとても多いので、覚えておくと役立つはずです。

文字入力で利用できるFunctionキーの機能(MS-IMEの場合)
Functionキーの種類 利用できる機能 機能を実行した時の効果
F6
入力した文字を全角ひらがなに変換する。
「アイウエオ」 → 「あいうえお」
F7
入力した文字を全角カタカナに変換する。
「あいうえお」 → 「アイウエオ」
F8
入力した文字を半角カタカナに変換する。
F9
入力した文字を全角英数字に変換する。
もう一度「F9」を押すと大文字になる。
「あいうえお」 → 「aiueo」
F10
入力した文字を半角英数字に変換する。
もう一度「F10」を押すと大文字になる。
「あいうえお」 → 「aiueo」

Chapter2 便利なショートカットを使いこなそう!

ショートカットでもっといろいろな機能が使える

Windowsの主なショートカット
ショートカット 利用できる機能
Ctrl+C
データやファイルをコピーする。
Ctrl+A
すべてを選択する。
Ctrl+X
データやファイルを残さずに切り取る。
Ctrl+V
コピーしたり切り取ったデータやファイルを貼りつける。
Ctrl+Z
直前の操作を取り消して元に戻す。
Shift+Delete
ファイルをゴミ箱に移動せずに削除する。
Alt+Tab
アプリケーションやウインドウを切り替える。
Alt+Esc
アプリケーションやウインドウを順に切り替える。
Alt+F4
ウインドウを閉じる/アプリケーションを終了する。
ここまでは、キー単独で利用できる機能を紹介しました。しかし、キー1つ1つに機能を割り当てていたのでは、キーの数がいくらあっても足りなくなってしまいます。そこで、複数のキーの組み合わせで、たくさんの機能を利用できるようになっています。

こういった、複数のキーの組み合わせを同時に押すことを「ショートカット」と呼びます。ショートカットには、主に「Ctrl」または「Alt」の組み合わせが使われています。

ショートカットは、「Functionキー」と同じように、アプリケーションによって割り当てられる機能が異なります。そのため、同じキーの組み合わせでも、アプリケーションによってまったく違う機能の場合があるので注意しましょう。

「Windows」では、右の表で紹介したようなショートカットが主に使われています。

ワンポイント
ショートカットの例
ショートカット 利用できる機能
Ctrl+N
ファイルや文書を新規作成する。
Ctrl+O
ファイルを開く。
Ctrl+S
ファイルを保存する。
Ctrl+F
ファイルや文書を検索する。
Ctrl+P
プリントアウトする。
アプリケーションによって、ショートカットの機能は異なりますが、中には多くのアプリケーションで共通して使われているショートカットもあります。

どのショートカットもほぼ同じ機能が割り当てられていることが多いので覚えておくと便利でしょう。

特殊なキーを使ったショートカット

ショートカットは、主に「Ctrl」と「Alt」を使いますが、それ以外にも「Windowsキー」や、小さなサイズのキーボードにだけ装備されている「Fn(ファンクションキー)」を使ったショートカットもあります。通常のショートカットがアプリケーションによって機能が変わるのに対して、「Windowsキー」と「Fn」を使ったショートカットは、どのアプリケーションを利用している時でも、機能は変わりません。

ショートカットの例
ショートカット 利用できる機能
ウィンドウズキー+D
開いているすべてのウインドウを最小化する。また、最小化したウインドウを元に戻す。
ウィンドウズキー+E
「エクスプローラー」で「マイコンピュータ」を開く。
ウィンドウズキー+F
ファイルやフォルダの検索ウインドウが開く。
ウィンドウズキー+L
Windowsをログオフする。
ウィンドウズキー+F1
Windowsのヘルプを表示する。
「Windowsキー」を使ったショートカット

「Windowsキー」は、単独だとスタートメニューを表示させるのに使いますが、他のキーと組み合わせて、ショートカットにも利用できます。それほど頻繁に使う機能ではありませんが、アプリケーションを使いながらWindowsのヘルプを参照したい時や、ウインドウをたくさん開きすぎてしまった時などに重宝します。

「Fn」を使ったショートカット
「Fn」は、ノートパソコンのような小さいサイズのキーボードにだけ装備されているキーです。キーボードのサイズが小さいために省かれてしまったテンキーや「Home」などの機能を「Fn」を使ったショートカットで実現しています。キーボードの中には、「Fn」のショートカットで、本来キーボードが持っていない、音量の調整やディスプレイの輝度の調整といった機能を利用できるものもあります。ただしパソコンによって、「Fn」によるショートカットの機能が異なりますので注意してください。

アプリケーションのショートカット

ショートカットは、アプリケーションごとにさまざまな機能が用意されています。アプリケーションによっては、マウスを使うことなく、キーボードだけでほとんどの機能が利用できてしまうものもあるほどです。ここでは「Internet Explorer」のショートカットをご紹介します。

 「Internet Explorer」のショートカット(バージョンが6または7の場合)
ショートカット 利用できる機能
Ctrl+D
「お気に入り」に追加する。
Ctrl+N
新しいウインドウを開く。
Alt+→
次のページに移動する。
Ctrl+P
「印刷」のダイアログボックスを表示する。
Ctrl+F
ページ内の文言を検索する。
ショートカット 利用できる機能
Ctrl+I
「お気に入り」を表示する。
Ctrl+H
履歴を表示する。
Alt+←またはBackSpace
前のページに戻る。
Ctrl+RまたはF5
現在のページを更新する。

ワンポイント
「IE7」のショートカットの例
ショートカット 利用できる機能
Ctrl+W
タブを閉じる。タブが1つのときは、ウインドウを閉じる。
Ctrl+T
新しいタブを開く。
Ctrl+Q
タブをサムネイル表示する。
Ctrl+Tab
次のタブに切り替える。
新バージョンの「Internet Explorer 7」では、
「Internet Explorer 6」にはなかったタブ機能を備えているため、それを活用するためのショートカットがあります。

特にタブを切り替えるショートカットは、複数のWebページを閲覧する時に効果を発揮しますので、ぜひ覚えておきましょう。

今回は、パソコン操作の効率が良くなるキーボードの使い方を紹介しました。毎日のようにキーボードを使っていても、意外に知らない機能があったのでは?キーの機能やショートカットを覚えると、マウスを使う機会が減る分、効率的にパソコンが操作できます。どんどん使って、マスターしましょう!



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