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週刊フレッツ vol.200

ブロードバンド徹底活用講座

短期集中企画 これだけおさえれば大丈夫!パソコン買い換え&処分のポイント

PART3 今すぐ役立つ活用ガイド
新製品を選ぶコツと不要パソコンの処分法
新しいパソコンを買ったら、古いパソコンは、粗大ゴミに出していいの? それだと後で大変なことになりますよ
「Windows Vista」搭載のパソコンが続々と登場して、パソコンの機種は一気に急増。その中から、アナタにぴったりのパソコンを選ぶコツをご紹介します。また、不要になったパソコンを処分する時のルールや注意点をご存じですか?知らないと、いろいろ面倒なことになってしまうので、きちんと頭に入れておきましょう!

今回の内容

・パソコンを買い換える前に要チェック!
・快適に「Windows Vista」が使えるパソコン選び

・パソコンを処分する、その前に
・処分の手順は

本文中に登場するキーワードについては、リンク先で詳しく解説しています。キーワードをクリックすると、解説ページへ移動しますので、ご参照ください。

1 パソコンの買い換えで気をつけておきたいポイント
パソコンを買い換える前に要チェック!
「Upgrade Advisor」を使えば、「Windows Vista」を利用できる環境かどうか調べられる。
「Windows Vista」のリリースによって、新しいパソコンを購入したいと考えている人も多いことでしょう。しかし現在使っているパソコンからの買い換えには注意が必要です。プリンタやスキャナなどの周辺機器や、これまで使ってきたソフトが、「Windows Vista」には対応していない可能性があるからです。

もちろん、現在は未対応でも、今後「Windows Vista」に対応したアップデートが行われる場合はありますが、アップデートが有償となるケースも考えられます。したがって、買い換えの前には、現在自分が使っている周辺機器やソフトが「Windows Vista」に対応できているかどうかを確認しておきましょう。

もっとも確実な方法は、それぞれのメーカのWebサイトで確認することですが、いちいち確認するのは面倒に感じる方もいるでしょう。そのような場合には、マイクロソフト社のWebサイトで提供している「Upgrade Advisor」というツールで調べることもできます。特に、パソコンは買い換えずに、OSのみアップグレードする場合は、事前にこのツールで確認することをお勧めします。
快適に「Windows Vista」が使えるパソコン選び
「Windows Vista」には、一般家庭での使用を想定した低価格のバージョンからプロユース用の多機能・高機能バージョンまで、計5種類の製品があります(この種類を「エディション」と呼んでいます)。エディションによって、利用するための必要条件が異なるので、事前に確認しておきましょう。

以下の表は、一般ユーザ向けのエディションによる機能の違いと、それぞれを利用するために必要な利用条件をまとめたものです。この中では特に、CPUやメモリ、ハードディスク(HDD)、ドライブなどの項目が要チェックとなります。
エディション 機能の特徴 推奨利用条件
Home Basic(ホームベーシック)

メールやブラウザなどのインターネット利用や文書作成を中心とした基本機能は装備しているが、Windows Aeroは使えない。
CPU 1GHz以上
メモリ 512MB以上
HDD 20GB以上(15GB以上の空き容量が必要)
CD-ROMドライブが必要
Home Premium(ホームプレミアム)

基本機能に加えて、Windows Aeroを利用可能。

その他、デジタルエンターテインメント(音楽や映像、ゲームなど)を楽しむための機能を各種装備。
CPU 1GHz以上
メモリ 1GB以上
HDD 40GB以上(15GB以上の空き容量が必要)
DVD-ROMドライブが必要
Ultimate(アルティメット)

Windows Vistaの機能をフルに搭載した最上級バージョン。
これらはあくまで「最小限必要の条件」とお考えください。快適に動作するためには、さらに高いスペックが望ましいと言われています。たとえば複数のソフトを同時に立ち上げて使う場合や、動画コンテンツやオンラインゲームなど、高いグラフィック機能を必要とする利用シーンでは、上記の条件を満たしていても、スムースに動作しない可能性があります。

CPUについては、「Windows Vista」を快適に利用するためには2GHz以上の周波数が必要と言われていますが、インテル社の「Core 2 Duo」というCPUなどは、パソコン上で2つの処理を同時に実行できるので(単純計算では、従来のCPUの2倍の処理能力があることになります)、2GHz以下のCPUでも快適に利用できます。CPUのスペックについては、周波数だけでなく、CPUの種類にもチェックしなくてはなりません。詳しくは、メーカのWebサイトなどでご確認ください。

メモリは、「Windows Aero」を快適に利用したい場合は2GBは欲しいところです。メモリは後から追加することもできますが、パソコンによって搭載できる最大容量が決まっているので、これも事前に確認しておきましょう。

以上の注意点を踏まえて、「Windows Vista」搭載のパソコンへ買い換える場合、あるいはOSだけ「Windows Vista」にアップグレードする場合など、さまざまなパターンを整理したのが下のチャート図です。ご自分がどの場合に当てはまるか確認して、買い換え等の参考にしてください。
パソコンの買い換えや、OSのアップグレードを判断する目安
現在使っているWindowsのバージョンは? 今使っているパソコンのスペックはWindows Vistaの利用条件を満たしている? OSのみアップグレードすることは可能なので、手持ちのソフトウェアや周辺機器を使い続けたい場合は、ドライバソフトなどが「Windows Vista」に対応するまで、しばらく買い換えずに様子を見るという選択も。
特に不都合を感じていなければ、現状のままでもOKです。「Windows Vista」の機能を使いたい場合、メモリ増設などで条件を満たせれば、OSのみアップグレードすることも可能です。ただし費用を考えると、この機会に「Windows Vista」搭載パソコンに買い換えた方が良いかも。
今使っているパソコンにWindows XP SP2をインストールできる? 少なくともOSを「Windows XP SP2」にすべき。それ以前のOSはサポート期限が切れているため、セキュリティ上のリスクがあります。
この機会に「Windows Vista」搭載パソコンに買い換えるのがベター。周辺機器なども一緒に買い換えが必要になる可能性はありますが、今後も長くパソコンを使うなら、今が買い換えのタイミングでは。
はみだしコラム
店頭には、「Windows Vista」がプリインストールされた(販売時にすでにインストールされた)パソコン以外に、「Windows Vistaへのアップグレードが可能」と謳ったパソコンも並んでいます。これらは、「Windows XP SP2」が搭載されているものの、後でアップグレードできるというものです。ただし、こうしたパソコンを購入する場合は、スペックをよく確認しておきましょう。「Windows Vista」へアップグレードする際に、メモリの増設などが必要な製品もあるからです。

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2 パソコンを処分するためのルール
パソコンを処分する、その前に
専門業者やソフトによるデータ消去
ハードディスクに無意味なデータを上書きすることによって、元のデータを復元できなくする方法もある。
物理的にハードディスクを破壊する
ハードディスクそのものを破壊してしまえば中に記録されたデータを取り出せなくなる。
新しいパソコンを購入して、今まで使っていたパソコンが不要になった場合、普通の家電製品と同じような感覚で処分するのは禁物です。その理由は、「個人情報等の流出を防ぐ必要があること」と「法律で処分方法が定められていること」の2点です。

ハードディスクなどにデータが残ったまま処分すると、そこから使用者の情報や他人のメールアドレスなど、個人情報が流出してしまう可能性があります。データ消去の方法にはフォーマット(初期化)がありますが、それだけでは完全にはデータは消去されません。フォーマットでは、ハードディスク内部の全データが消去されるわけではなく、「ハードディスクのどの場所にデータを保存してあるか」という情報(インデックス情報)だけが消去されます。つまりデータ自体は、消去されないままハードディスクの中に残っているのです。これらのデータは特殊なソフトウェアを使うことで、復元されてしまう危険性があります。

ハードディスクのデータを完全に消去するには、専用のソフトウェアを使うか、データ消去の専門業者に依頼するという方法があります。ただ、どちらも費用がかかってしまいます。なるべく費用をかけないのであれば、釘でハードディスクを打つなど、ハードディスクを物理的に破壊する方法があります。この場合は、中古の買取業者にパソコンを売却できなくなってしまいます。

いずれの方法も一長一短があるので、判断に迷った場合は、パソコンを購入した店舗やメーカに問い合わせてみるのも一つの方法です。
処分の手順は
パソコンの処分方法は、2003年10月に施行された「PCリサイクル法(資源有効利用促進法)」によって定められています。「メーカ製のパソコンかどうか」、あるいは「PCリサイクルマークが付いているかどうか」で回収方法が変わるので、初めにその点を確認しましょう。

メーカ製のパソコンの場合
まず「PCリサイクルマーク」が貼られているかを確認します。「PCリサイクルマーク」が貼られている場合は、メーカに連絡して引き取ってもらいましょう。この場合、処分のための費用は発生しません。「PCリサイクルマーク」が貼られていない場合でもメーカに連絡して引き取ってもらうのは同じですが、この場合は処分のための費用が発生します。

メーカ製以外のパソコンまたはメーカが倒産してしまった場合
自作パソコンなどのメーカ製以外のパソコンや、倒産などでメーカがなくなってしまっている場合は、パソコンの回収業者に連絡して引き取ってもらいましょう。処分のための費用が発生しますが、費用は回収業者によって異なります。またパソコンがそれほど古くない場合は、中古の買取業者に売却も可能です。ただ、ハードディスクのデータを消去しないままパソコンが販売されてしまったために情報が流出したという事件が実際に起きたりしているので、あらかじめ自分でデータを完全に消去するように心がけましょう。
「データの消去」や「パソコンの処分」については、ブロードバンド徹底活用講座vol.166「古いパソコンを処分したい!〜事前に確認したい注意点〜」でも、詳しく解説していますので、ご参照ください。
パソコンの処分方法

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おかげで、もう心配いらないよ。さっそく新しいパソコンを買いに行こうっと! パソコンは、買い換えはもちろん、処分する時も、気をつけてくださいね!
便利な機能に惹かれて新しいパソコンを買ってみたものの、これまで使っていた周辺機器やソフトが使えなくなってしまって思わぬ出費が…というのは、よくある話です。OSの乗り換えや、パソコンの買い換えは慎重に行いたいものですね。

また不要になったパソコンの処分は、いずれは避けられない問題です。正しい処分方法と最新の情報を確認することをお忘れなく!

このコーナーでは、1つのテーマを『用語解説』、『最新事情』、『活用ガイド』の3つの切り口で
わかりやすく解説します! 今回のテーマは「パソコン買い換えのコツと処分方法」。
どの回もわかりやすくためになる話ばかりなので、ぜひお読みください!
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