RIDE ON HIKARI

作曲家・プロデューサー:津田 直士氏

作曲家・プロデューサー:津田 直士氏
より良い楽曲制作の為に光を活用!
自身の音楽制作の為にフレッツ光を活用されている津田直士さん。作曲や制作で発生する、膨大な音源のやり取りをスムーズに行う為、制作スタジオのあるマンションに、大家さんを説得してまで光に入ってもらったそうです。そんな津田さんに、作曲におけるフレッツ光の活用方法や極意を伺ってきました。
使用ソフト ・Digital Performer 5.13 (musetex社)
使用機材 ・「Mac OS 10.5.4」
 2×2.8Ghz Quad Core Intel  Xeon メモリ2GB
・MOTU 828mk3 (musetex社)
・Digidesign 002 Rack (Digidesign社)

【津田 直士 Profile】

小4の時バッハの「小フーガ・ト短調」を聴き音楽に目覚め、中2でピアノ を触っているうちに “音の謎”が解けて突然ピアノが弾けるようになり、 作曲を始める。大学在学中よりプロ・ミュージシャン活動を始め、卒業と同時にSony Musicに入社。‘03年、フリーのプロデューサー・作曲家に。


津田直士完全ガイド

http://www.tsuda-naoshi.com/
津田直士氏のLIVE! ON COLUMN
第1回津田直士氏流「作曲において大事なこと」 第2回津田直士氏流「楽曲制作」 第3回津田直士氏流「これからのミュージシャンに向けて」
プロの光の使い方 レコード会社からアーティストの作曲を依頼された場合
フレッツ光を使って作曲って具体的にどうやればいいの…?そんなあなたの疑問・質問にプロが答えてくれる!

※津田直士氏への質問受付は終了致しました。

質問者: YUKIさん たくさん楽曲を作るために必要なコツはなんですか?
回答:
他の人は聞いたことがないからわかんないんですが、僕の場合、実はいくらでも曲が作れるんですよね。
僕の場合、曲ができる時の精神状態っていうのがはっきりあるんです。例えば『ずっと好きだと思っていた子に気持ちを伝えたらその子も同じ気持ちだと知った』とか、『一生懸命頑張って勉強したら、目標にしていた学校に合格した』とか、『すごく欲しかったものを、お金をためてやっと手に入れた』・・・。そんな、“とてつもなく嬉しい瞬間”ってあるじゃないですか?すごくテンションが高くて、幸福感に溢れてる、みたいな。そういう精神状態のときだと、いくらでも曲が生まれちゃうんですよね。
なので、おそらく、自分の精神状態・心の状態を気持ちよくコントロールできる、っていうのが、曲を作るために一番必要なことかも知れない。これはまあ、僕の場合ですけれど・・・。
でも音楽って、そういうものかも知れないですよね。『ときめき』がないと、演奏もできないですからね・・・。
質問者: ★Naohisa★
さん
作曲中に行き詰ったことはありますか?
回答:
僕、曲って、ホントに気持ちよく生まれちゃうんで、ありません!・・・って言おうと思ったけど、よく考えたら、ありますね・・・。
『プロデューサーの津田直士』と『作曲家の津田直士』の意見が違う時、たまにあるんですよね。作曲家の方は「いいなぁ」と思っても、プロデューサーの方は「あれ?おかしいな。何かプロジェクトの方向とズレてきちゃったかな?」とか。だから、すごく自信はあるんだけど、なぜか今回はこれじゃ、ダメかも…。って思っちゃう時があります。曲ができないんじゃなくて、何か違うな、って・・・。いろんなオーダーをもとに音楽を制作してるわけですから。作曲家の僕だけの一人よがりじゃ、ダメだったりするんですよね。だから、「いいのできたなぁ」って思っていても、もう一回聴き直したときに「あれ?何か違うな?」って思ったら、ある意味、行き詰っているわけです。
そういう時はどうするのかというと、僕は超ポジティブ人間なんで違うな、って思った、その曲に対して、対抗意識を持つんですよ。よーし、こうなったら、この曲よりもはるかにいい曲作ってやる!って・・・。複雑なオーダーに、さらに応えてやろうじゃんか!みたいな(笑)
あともう一つ大切な事は、“絶対にできる!”と信じきることですね。おまじないじゃないですけど。
例えば、Bメロまで出来てサビもいいのが出来ているのに、「何か違うな…。」って思ったとき、対抗意識を持って「絶対できる、絶対・・・」って思いながらやっていると、突然いいメロディが降ってくるんですよね。通常僕は、曲を作ろう、と思ったら、ほんの数分で曲、生まれちゃうんですけど、こういう時はそれこそ、延々3時間くらいやったりして・・・。でも、確信をもってやると絶対大丈夫なんですよね。必ず、超えるメロディが降ってくる!!不思議だな、って思いますね。
ネガティブな時はダメですね。そういう心の状態は制作には向いていないんだとと思います。
質問者: hoshiさん 作曲家の面とプロデューサーとしての面があると思いますが、立場によって気をつけている事ってありますか?
回答:
『プロデューサーの津田直士』の方が“絶対”なんですよね。
例えば制作中の曲を、「やり直し!!」って決めるのがプロデューサーで…。『プロデューサーの津田直士』は、プロジェクト全体を広く、トータルで見渡してるから、『ただ曲が良い』だけじゃ、ダメで・・・。より一般的な見方をしてる、“ミーハー”的な耳かもしれないですね。『作曲家の津田直士』の方は、名曲ができた、って自信があるのに「何でやり直しなの!?」って思うんですよ。でも、なかなか優秀なんで(笑)、すぐにやり直して、必ずプロデューサーの思ったとおりのメロディに仕上げてくるんですよね。
ちなみに、『作曲家の津田直士』はすごくストイックです。オリジナルが他のメロディに似てる、みたいなのが大嫌いで。一方、『プロデューサーの津田直士』は、そんなにストイックじゃない…(笑)。チームワークが大切だから。
だからこの2人は、結構良いコンビです(笑)。
質問者: miyaさん 「よい曲」と「売れる曲」の違いは何ですか?
回答:
これは・・・。うーん、本当は「よい曲」が売れるのがいいんですけどね(笑)。これは、ちょっと難しいですね。ごめんなさい。
質問者: キングさん 津田さんが影響を受けた音楽は何ですか?
回答:
小学校4年生の時の『バッハ』ですね。それから、そのちょっと前に「バラが咲 いた」。「バラが咲いた」を聴いた時とても特別な気持ちになって、そのあと『バッハ』を教室で聴いた時に、その気持ちが決定的になりましたね。その時は心臓が泣く感じがしたんですよ。机に突っ伏しちゃって…。それからしばらく動けなかったですね。「音楽すごいな!」って思ったのはそれですね。

また、そのほかにも同じくらい体を支配する曲がいくつもあって、例えば「Letit be」だったり、あとやっぱり『風』のver.の「なごり雪」だとか。それから『スティービー・ワンダー』、『ポール・マッカートニー』、『ポール・サイモン』…。

あと、いわゆる“体が変になっちゃう?”感じというのかな?恋愛しているときと同じような感じで、そんな感じにさせてくれる音楽ばかり求めていたのが高校の時ですね。高1の時に出会った『スティービー・ワンダー』と、高2・高3の頃聴き始めた『Earth Wind & Fire』あたりから、今度はビート で体がやられるってのを覚えて、それから16ビートとブラックにはまっていきましたね。

そういう名曲たちですね
質問者: タッキーさん アルバムやライブのプロデュースをされていたと思うのですが、
そういった時の曲順って何かこだわりがありますか?
回答:
うーん…、一人で決めることがないですからね…。例えば、アーティストものの場合は、
アーティストの意見もあるし、僕の意見もあるんで。まぁ僕の一意見としては、
ジェットコースターみたいなのが好きなんで。なるべく飽きないようにはしてますけどね。