フレッツフォン


C県警本部さま 警察
警察官が不在の時も、交番に来訪者があれば
すぐに管轄警察署の担当者が画面から対応
 警察官の巡回などによって、交番が不在にあることがある「空き交番」は、全国で約1200カ所にのぼると言われています。
 C県警本部さまには対策の一手段としてフレッツフォンを導入していただきました。来訪者は、警察官が不在のときでも警察官の顔を見ながら道を聞いたり、緊急時の通報を行うことができるようになり、住民の安心を支えるツールとしてお役立て頂いています。
●警察署数●
約20カ所
●交番、駐在所数●
約230カ所
活用イメージ
1.パトロール中交番がで無人でも…… 2.テレビ電話ですぐ対応
導入前のニーズ
全国で「空き交番対策」がいそがれている。
電話よりも的確な情報提供、情報把握ができる方法がほしい。
子どもや高齢者にも使えるシステムがほしい。
カスタマイズやメンテナンスが容易で、導入費用が廉価なものがほしい。
導入後の効果ポイント
無人の場合でも、直接顔を見て話せるテレビ電話があることが、住民の安心感につながることが期待される。
地図や資料が鮮明に映せるので、担当警察官の応対もスムーズになった。
操作が簡単で誰でも安心して利用できる。
廉価で設置も簡単なので複数交番への展開が容易にできる。
空き交番対策の一助として、
テレビ電話が注目されている
 警察官が常駐することで周辺地域の治安が維持され、住民の安心感や利便性をもたらすことが交番の最大の使命だが、その日常的な役割は多種多様だ。交番は地域のパトロールを担当する警察官の詰め所であり、緊急時の出動拠点ともなる。管内の事件や事故、盗難などの報告も受け付け、道をたずねに訪れる人には地図を広げて道案内もする。落とし物が届けられることも多い。
 2005年4月現在、全国の交番数は6455カ所(警察庁調べ)、交番勤務員は約4万7000人。日本の「交番制度」は世界的な評価も高く、世界の先進諸国の中にあって日本の治安が良好なのは交番の効果である、とも言われている。
 しかし、このうち1222カ所がいわゆる「空き交番」で、この解消はすべての警察署の大きな課題となっている。
 「空き交番」とは、警察官の巡回などによって、一時的にせよ無人になることがある交番のことを言う。事故、事件は増加で交番の警察官が現場に出ている時間が増えたことが「空き交番」を生む大きな原因となった。
 さらに、地域住民からは「犯罪抑止のためにもっとひんぱんなパトロールを」を求められている。
 事故・事件の発生にともなう現場活動が増え、さらに抑止のためのパトロールを強化となると、ますます「空き交番」が増えてしまうことになりかねない。
 「空き交番解消」は全国的な急務であり、交番の統廃合、人員を増やすなどの対策で徐々に減少しつつあるが、テレビ電話の設置も有効な対策のひとつして、注目されている。
 C県警本部でも県内の交番にテレビ電話を設置して、無人になった場合に備えるという対策がとられることになった。
 これまでは、不在時の来訪者はデスクの上の電話で警察官が常駐する警察署に用件を伝えていたが、道案内なども電話だけではなかなかスムーズにはいかず、まして緊急時に駆け込んできた来訪者の事件通報や被害報告も、お互いに相手の様子が見えない電話では、利用者の不安感は解消できず、また警察官も状況把握が不十分だった。
 お互いの顔を見て話せれば安心感も増し、対応もより的確になる、というわけだ。
来訪者はいっさい操作が不要、すぐに会話ができるシステムにカスタマイズ
 しかし、警察官が不在の交番に設置する機器となると、さまざま条件が要求される。どんな人が訪れるかわからない交番である以上、子どもや高齢者でも特別な操作をせずに使えるシステムは必須で、いたずらなどによる故障を防ぐ特別な筐体などへのカスタマイズも必要になる。
 パソコンとカメラを組み合わせたタイプのテレビ電話では、こうした条件をクリアすることができず、検討の結果選ばれたのがフレッツフォンだった。
 C県警本部は、まず、フレッツフォンの筐体をじょうぶなものにカスタマイズ、さらに無人となった交番に来訪者があると、それをセンサーが感知して管轄警察署に知らせるというシステムを作った。
 来訪者が交番に入るとセンサーが作動し、管轄警察署側の「来訪者お知らせランプ」がともる。警察署の担当者がフレッツフォンで交番を呼び出すと、来訪者はなにも操作をしなくても自動的に回線がつながり、交番のフレッツフォン画面に警察官の姿が見える、という仕組みだ。
 来訪者が交番に入り「あれ?誰もいないのかな」と思う間もなく、フレッツフォンの中から「はい、なんのご用ですか」と、警察官が話しかけてくれるというわけだ。
鮮明な画像で地図なども見せられるから
その場で的確な対応が可能に
 こうして、誰でも自然に使える交番専用のフレッツフォンシステムが完成した。
 実際に使ってみると、もっとも多い「地理案内」も、質問にたいしては地図を見せながら的確な説明が可能。来訪者にも、応対の担当者にも好評だ。
 また、特別なメンテナンスも不要で導入費用も廉価なため、今後複数の交番への導入もスムーズに行えそうだという。
 たとえ無人の場合でも、「相手の顔が見える」安心感は大きい。空き交番対策としてのみならず、フレッツフォンは住民サービスの脇役として活躍する機会が増えそうだ。
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