フレッツフォン


A銀行さま 金融
無人ATMでも、店舗の窓口同様の対面サービスをしたい、という願いがフレッツフォンで形になった。
 A銀行さまは地域に根ざした業務展開を目指す一方、経営効率化を図るため店舗の統廃合を推進してこられました。店舗を廃止した地域にや、ATMが設置されましたが、ここは無人。預金の引き出しや預け入れに不便はなくとも、これまでのように職員の顔を見ながら相談や質問ができる窓口はありません。「たとえ無人でも、なんとかこれまで同様のサービスを提供したい」というの思いが、フレッツフォンによる「テレビ電話窓口」のアイデアにつながりました。
●事業内容●
預金業務、貸出業務、
決済サービスなど
●事業所数●
全国約100店舗
活用イメージ
1.まず電話で用件を告げる 2.担当者とその場で相談
導入前のニーズ
店舗を廃止してもお客さまの問い合わせにすぐ応えたい。
高齢の方でも簡単に使える仕組みがほしい。
毎月の使用料はできるだけ安くしたい。
導入後の効果ポイント
店舗の窓口で相談するのと変わらない感覚で、利用してもらえるようになった。
既存のネットワークが利用できるため、コストがおさえられた。
常時接続なので、無人カメラとして監視にも利用できた。
無人になったATMでも、
これまで通りの対面サービスを続けたい
 全国で金融機関の店舗統廃合が進んでいる。慣れ親しんだ支店がなくなり、あとには無人のATMだけ・・・なんとなく頼りない思いをしている利用者も多い。
 そんな中で、A銀行は「無人ATMであってもなんとかこれまでと同様に、安心して利用や相談ができる方法はないだろうか」と思案を重ねてきた。
「テレビ電話を置けばいいのではないか、というアイデアはすぐに出たのです。しかし、ATMコーナーという場所に設置するにあたっては、いくつもの条件がありました」(A銀行担当者)
高齢者でも簡単に操作できる
シンプルなものがほしかった
 その「条件」とは・・・
「まず、ほとんどの無人ATMコーナーは、かなり狭いということ。ここに、あまり大がかりな装置を入れることはできません。さらに、相談や質問をなさる方の多くはご高齢です。パソコンを利用する方式などは操作も複雑で、とても気軽に利用してください、とは申し上げられません。とにかく誰にでもすぐに使える簡単なものを・・・と考えていました」
 さらに、無人ゆえに、心ない人の「いたずら」の心配もあった。
 そしてもうひとつは月々の経費。経営効率化のために店舗の統廃合を行ったのに、ここで経費がかかっては意味がない。導入コスト、毎月のコストをなるべくおさえよう、ということも重要なポイントだった。
 さまざまな検討が重ねられた結果、フレッツフォンの導入が決まった。
 まず、狭いATMの中に設置するには最適の大きさだったこと、高齢の利用者でも簡単に使えること。いたずら防止策としては、フレッツフォン本体用の特製収納ボックスが作られた。本体もパソコンなどに比べれば圧倒的に安く、常時接続で料金は定額、あらゆる意味で安心して使える、ということが決め手になった。
まず電話をかけて用件を伝えてから
フレッツフォンで担当者と「対面」
 ちょっと変わっているのは、フレッツフォンの隣に、みかけは普通の電話・・・実はIPフォンが設置してあること。これは通常のATMと変わらぬ光景だ。
 「お客様は、まずフレッツフォンの横に設置されている電話で用件を告げます。母店ではお客様の用件に対応できる担当者をフレッツフォンの前に呼び出し、ここから、お客様に呼びかけます。お客様もフレッツフォンの画面を見ながら、窓口にいるのと変わらない感覚で、相談や質問をすることができるのです」
 入り口は、まったく抵抗のない「普通の電話」で、そのまま自然にフレッツフォンで顔を見ながらの会話が始まる、というシステムは大好評という。
常時接続をいかして
監視システムとしても利用が可能
 もうひとつ、メリットが生まれた。常時接続されたフレッツフォンは、無人のATMを遠隔地から監視するツールしても利用が可能。防犯用のカメラも設置されているが、二重のシステムとして、利用しているのだそうだ。
 効率化を推進しながら、顧客サービスの質を落とさず、セキュリティレベルもあげたい、というA銀行の意気込みが、新しい無人ATMコーナーの中に見えてくる。
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